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無人ワーク回収装置の設置方法 その2  Super Ario Blog №2

こんにちは。松原です。

今回はいきなり本題!
無人ワーク回収装置の設置方法Part.2を紹介します。
きちんと統計は取ってませんが、こちらの方法で設置される
ユーザー様が多いと感じています。
また、前回のブログと比べて頂ければイメージを掴みやすいと
思いますのでぜひ!!

尚、最低限必要な設置スペースはSPA-500シリーズでφ600mm程度、
SPA-350シリーズでφ450mm程度です。

【設置方法2】 
旋盤排出口に対して角度をつけて設置

少し工夫した設置方法です。旋盤のワーク排出口に対して
スーパーアリオのシューターを角度をつけて設置しています。
クイっと曲げたような感じです。

設置スペースの都合や、オイルパン・チップコンベアの出っぱりが
干渉して、設置方法その1(まっすぐ設置)で取り付けられない場合は
この方法を用います。
簡単に言うと設置方法はストレートかそれ以外かです。
設置する場所に合わせられる、柔軟性・適応性のある設置方法です。

写真①のように設置したい角度にスーパーアリオを置いてみたら、
ワーク排出口とスーパーアリオのシューターの取合い部分に隙間が
できたりして、うまくいかなくなってしまったという場合があります。
そういった場合は延長シューターというパーツを取付けて橋渡しをします。

この延長シューターというパーツは前回のブログでご紹介したものと
同じパーツですが、その使われ方が違います。比べてみると・・・

【設置方法その1  まっすぐに設置】の場合
オイルパンなどを避ける目的で 距離(長さ)を稼ぐために使用

【設置方法その2 角度をつけて設置】の場合
角度の調整のために使用。ワーク排出口と延長シューターに
重複部分する部分がでてこればCUT(切欠き)する事もあります。

写真②は切欠いた延長シューターを取付けています。
写真③は延長シューター側面の折り曲げ角度を変更しています。

紹介した写真はワーク排出口が狭いものばかりになってしまいましたが、
幅が広い排出口に対して横向きに設置するのは有効です。

また、ワーク排出口にベルトコンベアなどがなく旋盤から直接排出される場合も
写真④のようにすれば対応できます。

ワーク排出口とスーパーアリオのシューターの取合い部分が上手く設置できたら、
あとは電源をONです!!これで、ダコン・キズ防止に繋がります。
やってみる価値はあるのではないでしょうか。

そうは言っても、うちの工場の場合はどうなの?と思われたら・・・

スーパーアリオはデモ機の貸出を行っています!!
まずは設置してみてください。
ダコンやキズに対しての有効性やワークの蓄積数を確認すると同時に
設置に関して問題点があれば現場の状況に合わせてクリアしていく方が良いと思います。

☆編集後記☆

今回のブログを製作しているうちに、

まっすぐに設置   = 硬派  (首尾一貫で筋が通っている)
角度をつけて設置   = 軟派  (臨機応変でなんでも器用にこなせてしまう)

あら、どちらも必要な存在ですよね。
あ、しょうもない話ですいません (汗)

その他、導入検討・機種選定・デモ機の貸出など、ご相談はお気軽にお問い合わせください。
以上、松原がお送り致しました。
では、また!!

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