第４回(株)島津製作所様技能競技会に参加させていただきました。当社の参加は第２回から３連続になります。
今回は初のマシニング競技となりました。CADCAMとマシニング両方の知識と経験を有する製造１課の坂東さんに競技者として出場していただくことになりました。
競技用の図面を見せてもらいましたが幾何公差が厳しく、ボーリング加工箇所もあり幅広い技術が試される図面となっていました。

1．競技のルール説明

バイス、工具取り付け、プログラム作成、加工、計測、完成まで制限時間２時間半のルールで行われます。

２.競技スタート！まずはバイスと工具の取り付け

幾何公差を出すために、まずバイスや治具、工具を正確に取り付けなくてはいけません。ここでミスすると後が大変なので、 慎重に調整します。

３.CADCAMを使用してプログラムを作成

プログラムも競技中に作成しなければなりません。制限時間があるのでスピードと正確性が問われます。

４.加工開始！

競技中に練習では一度も無かったトラブルが発生！ボーリングがビビりましたが、なんとか修正しながら加工。

５.完成！！

完成した製品を見ながら苦労した点やこだわった点などを話しています。

会社の代表として出場するプレッシャーを感じながら、通常業務の隙間時間での競技会の準備と練習は大変だったと思います。 本当にお疲れ様でした！

出場した坂東さんの感想

今回、(株)島津製作所様主催の技能競技会に参加させていただきました。結果的には、少し悔いの残る結果になりました。練習では、トラブルはなかったのですが、本番でいくつかトラブルがあり、対処に手間取り、時間をオーバーしての完成となりました。特に、普段の業務であまり使用しない工具でのトラブルでは、対応に苦慮し、時間がかかってしまいました。
切削加工の業務を２０年近く携わっていますが、今回、新たな発見があり、参加してよかったと思っています。
今回の経験を活かし、技術の向上、知識の習得をし、実務に生かしていきたいと思います。