中学生の会社訪問
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新年早々の大災害に心が痛みますが、2024年みなさまのご健康とご多幸を
お祈り申し上げます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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先日、中学生が会社訪問に来てくれました。1・3年生 各1名ずつです。
●なぜ訪問に?
稼働中の工作機械の見学が目的です。今回は2回目の訪問でした。
1回目(昨夏)来社した時は旋盤・マシニングセンタなどの工作機械がSTOPしていため、
実際に人が機械を操作している「生きている製造現場を見てみたい」という事でした。
社内見学の際は少し緊張していた様子でしたが、後日感想分を提出してくれました。
以下に要約して掲載いたします。
~中学1年生~
・機械は想像していたよりも複雑な動きをし複雑な形を作り出せることに驚いた。
・一番興味を持ったのはレーザー加工機でレーザーで部品に名前を書いていて
楽しそうだった。自分でもやってみたいと思った。
・人も機械も変化に対応し進化している事、この見学を通して技術の高さを
知る事ができた。
★将来の夢はまだ決まってないけれど、この見学を通して「すごい」と感じたように
私も誰かに「すごい」と思ってもらえるような仕事をしたい。
~中学3年生~
・機械動作の仕組み・原理を理解できた。複雑な形のものでも細かく作り出している
機械もすごいけど、それを操作・プログラミングする「人の技術」がなければできない
事だと思い、技術の高さを感じた。
・徹底された品質管理は工夫の蓄積を見て取れた。
・印象に残ったのは3つ
➀クリーンブース・・・風によって清浄度の高い作業空間を確保する仕組みが
面白いと感じた。
②三次元測定機・・・・接触面が球体になっていて、どの角度からでも正確に検査できる
ようになっていることに驚いた。
③スーパーアリオ・・・できあがった製品は人がこまめに回収していたのを無人で
打痕・キズの発生率を抑えているのがすごいと思った。
・小さな製品にも1つ1つに設計図があり、難しい設計図を見て製品を作り上げて
いる姿はとてもかっこ良かった。
★工業高校への進学を目指しているので今回はすごく勉強になった。
~ブログ担当からコメント~
『モノづくりから見える世界はおもしろい』
今回の訪問でこれまでと違う視点で世界(社会)を見るきっかけに繋がればと思います。
これから私たちも想像つかない多種多様な職業が社会を支えていくと推察すると、
未来を担う彼女たちが多方面へ興味関心をむけるきっかけになれたらと期待しながら
「モノづくりの会社も楽しいよ~」と推したい気持ちに駆られています。
彼女たちの訪問によって、私たちにも新しい視点が必要だという発見がありました。
ありがとうございました。